浴室・洗面所クリーニング基礎知識
浴室は、湿った空気がこもりやすく水垢や石鹸カス、黒カビなどが繁殖し、掃除をしてもすぐに汚れが目立ってきてしまいます。パッキンの黒カビや水垢で白くなってしまった水栓金具はどんなにこすっても汚れを落としきれず、思わずイライラしてしまったりしますね。
ハウスクリーニング業者に依頼すると、こういった落ちにくい水垢や石鹸カス、黒カビに対して専用洗剤を使い頑固な白いウロコがついてしまった水栓金具、ぬめりがちな排水口、床のタイルの目地やゴムパッキンの黒カビを除去してくれます。また、普段なかなか掃除できない天井や壁、意外と忘れがちなドアや、ドアの溝なども専用洗剤や高圧洗浄機を使用して綺麗にしてくれます。
しかしながら、長年にわたって放置してしまった黒カビや浴室の使用状況、使用年数によっては、1度では完全に落としきれないケースもあるので、見積もりの際にどの程度落とせるのか聞いてみるといいでしょう。また、自分では掃除しにくい、浴槽下のエプロン内の水垢や浴室内にある換気扇、鏡のウロコ取りなどはオプションサービスになっている業者がほとんどです。
気になる箇所があるなら、まとめてお願いすると一度で済む上に割安になる場合があるので、お願いする業者に相談してみてはいかがでしょうか。
浴室・洗面所クリーニングの価格相場
ハウスクリーニング業者に浴室のクリーニングを依頼すると、どのくらいでやってくれるのでしょうか。価格の相場は16,000円前後で、お掃除のプロが1名で作業に当たってくれることがほとんどです。
しかし、この金額には浴槽のエプロン内部の洗浄や鏡のウロコ取り、換気扇のクリーニングは含まれず、オプションとして別途料金が必要になることがほとんどです。エプロン内部の洗浄や換気扇、鏡の水垢除去の追加料金は、5,000円前後が目安ですが、基本プランに含まれているところもあるので、依頼する際にクリーニング業者に必ずクリーニングの範囲を確認しましょう。
ハウスクリーニング業者が来る前にやっておくこと
ハウスクリーニング業者に浴室のクリーニングを依頼すると、事前説明の際に浴室内にあるシャンプーやボディソープ、バスチェアなどの備品の移動をお願いしてくる業者がほとんどです。浴室内にある備品の移動はサービス内容には含まれていないのが普通です。
また、脱衣所や洗面所にある家具、タオルホルダーやゴミ箱などもクリーニングの妨げになる可能性があるので、前もって移動しておきましょう。1点注意してもらいたいのは、ハウスクリーニング業者のスタッフに家具などの移動をお願いしてしまうと、別途料金を取られる場合があるので気をつけましょう。バスチェアや桶、シャンプーボトルや子供用の玩具などの備品のお掃除もサービス内容に入っていません。
自分で先に洗っておくことで、クリーニング後の綺麗な浴室にすぐ戻すことができ、気持ちのいいバスタイムを過ごすことができますね。